相続税の自力申告は可能?「自分でやってみた結果」の限界と判断基準

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「税理士に頼むと高いし、“自分でできないかな?”って思う人、実は結構いるのよ」

あんたたち、ネットの体験談ブログとか見て「意外といけるんじゃない?」なんて甘いこと考えてない?今の時代、検索すればいくらでも情報は出てくるし、申告書がつくれちゃう無料ソフトまであるんだから、気持ちはわかるわよ。

でもね、相続税申告の実務を山ほど見てきた私から言わせれば、相続税は「知ってる人が得をして、知らない人が大損する」恐ろしい税金なのよ

今回は、元税理士事務所スタッフである私の視点から「自力申告のリアル」をこれでもかってくらい叩き込んであげるわ。読み終わる頃には、自分が「自力でいける口」か「大人しくプロに投げるべき」か、はっきり分かってるはずよ。

この記事を書いた人
のののさん

元・税理士事務所スタッフ。
実務経験15年、大手新聞社から相続税に関する記事の依頼を受けるインタビュアー・ライター。
相続税申告や法人の決算の現場を見てきた立場から、ネットでは語られない税理士選びで起きやすい失敗を中心に解説するわよ!

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相続税を自分でやる人が増えている理由

「なんでみんな、わざわざ難しいことに挑戦したがるのかしら?」って思うけど、理由ははっきりしてるわね。

まずは、相続税の対象者が増えたこと。2015年の税制改正で基礎控除額がガクンと下がって、普通のサラリーマン家庭でも「あれ、うちも対象?」ってケースが激増したのよ。

次に、ネット情報の充実ね。国税庁のホームページも昔よりは親切になったし、何より自分で申告した人のブログなんかが増えて、「私にもできそう!」って勘違い……じゃなくて、勇気を持っちゃう人が増えたのね。

そして一番の理由は、やっぱり「税理士費用への不安」があるわ。相続税の税理士報酬って、遺産総額の0.5%〜1%くらいが相場と言われてるわ。遺産が5,000万円なら50万円。1億円なら100万円。……あんたたち、これを聞いて「自分でやればこのお金、浮くじゃない!」って目が血走るんでしょう?

『うちは普通の家庭だから大丈夫』なんて、その根拠のない自信が一番危ないのよ。不動産が一つあるだけで、基礎控除の壁なんて一瞬で吹き飛ぶんだから!

自分でやってみて最初にぶつかる壁:財産の洗い出し

「さあ、やるわよ!」って意気込んだあんたたちが最初にぶつかるのが「財産の全容把握」という名のスタンプラリーよ。

銀行の残高証明書を取るだけでも一苦労だし、亡くなった人がどこの銀行に口座を持ってたか、全部把握してる?。最近は通帳のないネット銀行も増えてるから、見落としがちなのよ。

実務的には、まず「財産リスト(財産目録)」を早期に作ることが鉄則。 これを怠ると、後で「あ、こんなところからも預金が!」なんてことになって、申告のやり直し(修正申告)をする羽目になるわよ。そうなれば、浮かせようとした税理士代以上のペナルティ(延滞税や加算税)を払うことになるんだから、笑えないわよね。

一番つまずくのは“不動産評価”:これはもはやパズルよ

ここが核心よ。あんたたちが自力申告を諦める最大の原因、それが「土地(不動産)の評価」

土地の値段には「一物四価」って言って、時価や公示価格、固定資産税評価額など、一つの土地に4つも値段があるの。相続税で使うのは「路線価」をベースにした評価額なんだけど、これがまあ面倒くさいのよ。

  • 路線価方式:道路に付けられた価格に面積をかけるだけ……じゃないのよ!
  • 補正率の罠:土地の形が歪だったり(不整形地)、奥行きが長すぎたり、近くに線路があったり……。そんな要素で評価額を下げる「補正」ってのが山ほどあるの。

土地の評価額が数百万円変われば、税金も数十万、数百万単位で変わるわ。 「税理士報酬をケチって自分で計算した結果、評価減の特例を見落として、税理士代以上に高い税金を払ってしまった」……なんて、もはや自力申告あるあるなのよ。あんた、そんな「損して得取れず」なこと、やりたい?

それと土地の評価を最大80%もオフにできる『小規模宅地等の特例』を知らずに申告するのは危険よ。

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自分で申告して起きやすいミス:税務署は見てるわよ

「なんとか申告書は埋めたわ!」って満足してるあんた。税務署の調査能力をなめちゃいけないわよ。相続税の税務調査が行われる確率は約10%程度だけど、調査が入ったら8割以上の確率で申告漏れを指摘されるんだから。

よくあるミスを教えてあげるから、耳の穴かっぽじって聞きなさい。

  1. 名義預金の見落とし これが一番多いわね。口座名義は子供や孫になってるけど、実質的なお金の出どころは亡くなった人っていう預金のことよ。税務署は家族全員の口座の動きをチェックしてるんだから、隠し通せるわけないじゃない。
  2. 生前贈与の持ち戻し 亡くなる前3年以内(法改正で順次7年へ延長)に贈与した財産は、相続財産に足し戻して計算しなきゃいけないの。これを忘れる人が本当に多いのよ。
  3. 土地評価のミスと特例の適用漏れ さっきも言ったけど、土地の評価を高く見積もりすぎたり、逆に安くしすぎて後で怒られたり。特に、評価を80%も下げてくれる「小規模宅地等の特例」は、適用要件がガチガチに決まってるから、素人判断は危険よ。

税務署はね『KSKシステム』で、あんたの通帳を10年分も遡って見てるのよ。

【結論】自分でできるケースと難しいケース

さて、あんたが自分でやるべきか、プロに頼むべきかの判断基準をまとめてあげたわ。自分に正直になりなさい。

自分でできる(可能性が高い)ケース

  • 財産が預金と現金のみ(不動産がない)
  • 遺産総額が基礎控除額ギリギリ
  • 相続人が1人だけ(遺産分割で揉める心配がない)
  • 名義預金や生前贈与などの複雑な過去がない
  • 平日の昼間に役所や銀行を走り回る時間と根気がある

これらに全部当てはまるなら、無料の申告書作成ソフトとかを使って自力でやってみるのもいいかもしれないわね。

税理士に相談すべき(難易度が高い)ケース

  • 遺産の中に土地(不動産)がある
  • 相続人が複数いて、誰が何を継ぐか揉めそう
  • 亡くなった人が事業をやっていたり、多額の資産を持っていたりする
  • 「小規模宅地等の特例」など、高度な節税特例を使いたい
  • 過去に大きな金額の贈与をしたり、家族名義の口座にお金を移したりした記憶がある

一つでも当てはまったら、悪いこと言わないから一度は専門家に相談しなさい。

「自分でやって間違えた時のペナルティ」と「税理士に払う報酬」を天秤にかけたら、プロに頼む方が結果的に安上がりになるケースが圧倒的に多いんだから

相続税申告で一番大事なこと:期限は「10か月」よ

最後にもう一つ。相続税はね、考えてるうちに期限が来る税金なのよ。

申告と納税の期限は、亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内。 「自分でできるかな〜?」なんて3、4か月悩んでたら、あっという間にタイムリミットよ。

期限を1日でも過ぎたら、本来なら受けられたはずの「配偶者の税額軽減」や「小規模宅地等の特例」が受けられなくなることもあるわ。これ、数千万単位で納税額が変わることもある大事件よ。

もし今、あんたが「途中までやってみたけど、もう限界……」ってなってるなら、今すぐプロに連絡しなさい。無理して全部抱え込む必要はないのよ

相続っていうのはね、お金の問題だけじゃないの。亡くなった人を静かに送るための大事な儀式でもあるんだから。あんたが数字に追われてボロボロになるより、プロの力を借りて円満に終わらせる方が、天国のお父さんやお母さんも喜ぶんじゃないかしら?

さあ、決めた? 意地を張るのもいいけど、賢い選択をしなさいよ。

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